閉店情報: Taco James


この日が来るのは分かっていた。珠海のタコス専門店、Taco James 環宇城店が 2023 年 8 月をもって閉店した。同店が営業していたショッピング・モールは、珠海の前山地域最新の人気モールなので、立地は問題ないはず。しかし、周囲の飲食テナントやファーストフード店の盛況に比べ、Taco James では閑古鳥と言っても過言ではない状況が続いていた。けだし、食材とコンセプトが、今の珠海には早すぎたのだろう。

 

珠海版「ぴあ」と自他共に認めている「珠海日本人生活情報」では、過去にこの名店について、一本の記事を掲載している。ご興味のある方は、こちらもご参照いただきたい。Zhuhai.jp の援護射撃をもってしても、Taco James の延命をはかることは難しかった。珠海に於けるタコス受容史はまだ始まったばかり。在りし日の姿をここに掲載し、同店の捲土重来を心から祈る。



台風一過

 

珠海が都市機能を取り戻しつつある。数十年に一度とも言われた超大型台風 9 号の直撃から一夜明け、珠海市内に少しずつ普段の生活が戻ってきた。バスはすでに運行を開始し、一部のスーパーや商店、飲食店なども営業を再開している。

 

広東省や香港を台風が襲うと、必ず見られる風物詩が、倒木。毎度毎度、日本人には信じられないほど気軽に、街路樹が倒れ込んでくるので気をつけていただきたい。今回も、市内のいたるところで倒木を確認することができた。鉄パイプなどで補強済みの木でも、軽く薙ぎ倒されているのが、台風 9 号の苛烈さを物語る。

 

一部の住宅地では、倒木による被害を防ぐため、事前に余分な枝の剪定が行われていたようだ。

 

前山河はかなり水位が上がり、まだ風も強いので、日本的な基準では十分に危険な状況なのだが、気の早い珠海の釣り人たちは、すでに出勤している。一体、何が彼らを駆り立てているのだろうか。。。

 

台風9号珠海に接近中 香港一時シグナル10発令(随時更新)

2日 8:00更新
台風9号(サオラ―)は現在勢力を弱め広海市の西側を毎時15kmで海南島方面に移動中。現在中心付近の気圧は975hPa最大風速35m/s最大瞬間風速50m/s

すでに珠江デルタ付近は台風の峠を越えており、直撃した香港・マカオ・珠海でも風雨が収まっている模様。
香港政府昨晩気象警報をシグナル10に引き上げたがは未明にシグナル8に下げた。
2日午前中は引き続き公共交通機関は運休している。
また香港時間8時現在香港空港は全便発着が見合されたままになっており、滑走路や設備を空港管理員が検査している状態。また深圳・珠海の両空港も現在すべての便の発着が行われていない。

広州の日本人駐在員は「週末はゴルフの予定だったが今回はおとなしく家でゲームでもしています」と当サイトへコメントしている。
風も雨も強いので不要不急の外出は控えることをお勧めする


日本ウェザーニュース社、気象庁、米軍の進路予想

珠海市内で台風対策進む

[ 9 月 2 日 08:00 更新]

現地時間 9 月 2 日午前 8 時現在、珠海市内での降雨はほとんど見られず、強い風が残っている状況。


[ 9 月 2 日 01:00 更新]

現地時間 9 月 2 日午前 1 時現在、珠海市内の風雨はさらに強まり、路上を走る車の姿も完全に消えた。

[ 9 月 1 日 23:30 更新]

現地時間 23 時現在、珠海市内では風雨ともにかなりの強まりを見せている。前方に見えるのは、珠海の大動脈、九洲大道。

[ 9 月 1 日 17:30 更新]

超大型台風 9 号の接近に伴い、珠海市内では台風対策が進んでいる。本日、9 月 1 日 13 時に発令された就学操業停止措置に伴い、市内最新のショッピング・モール、珠海環宇城もテナントが早々に店仕舞いし、内部は閑散としていた。閉店直前、モール内のスーパーには食料品を買いだめする市民が集まり、とくに広東人の食生活に欠かせない葉物野菜はいち早く売り切れたようだ。

ショッピング・モールとモールに併設するオフィスビルのゲート、とくに前山河に面したガラス扉は厳重に補強され、台風を迎える態勢が整えられていた。

 

珠海市民の期待を一身に背負って同モール内にオープンしたばかりの LAWSON は、開業 3 日目にして (一時的に) 強制クローズと言う、若干不運なスタートを切ることとなった。

 

緊急通知: 本日 20 時より広州南駅全線停止

[ 9 月 1 日 16:00 更新]

大型台風 9 号の接近に伴い、本日、2023 年 9 月 1 日、現地時間 20 時より広州南駅に発着する全ての電車の運行を停止するとのアナウンスがありました。本日夜以降に移動予定の在広東日本人の方は、予定を繰り上げるか、代替の交通手段の確保を緊急に行うことをお勧めします。

また、広鉄集団によると、広東省内へ乗り入れる電車、省外へ出る電車も、今夜 20 時以降、全て運行停止するとのことです。 

最新の情報は、中国鉄路の 12306 公式アプリなどにて、逐次ご確認ください。

また、珠海市内の公営バスも、本日 20 時以降は運行停止予定です。珠海市内の在住邦人の方は、十分にお気をつけください。

珠事美好 LAWSON 来了

 

珠海人が待ちに待った LAWSON がオープンした。8 月 30 日付けで、珠海市内に 5 店舗同時開店したと言う。そのうちの一つ、珠海環宇城店に Zhuhai.jp 特派員が駆けつけたとき、オープニング・セレモニーはすでに終わっていたが、かなり盛大に祝われたようだ。コンビニエンス・ストアのオープンをこれほど大仰に祝うのは、日本ではとても考えられないが、珠海人の期待がそれだけ大きかった証左とも言える。

 

開業記念ということで、「福袋」の特売に精力を注いでいるのが珍しく、日本酒や日本のウイスキーのセールをしているのも、なんだかコンビニらしくない。現状、店内の半分は、福袋に占拠されているので、品揃えなども確認しようがないが、これから充実していくものと期待する。珠海の地元資本の便利店では、ちょっとした弁当やまともなホットスナックなどが入手できないので、もし自宅近くに LAWSON がオープンされたのなら、きっと重宝することだろう。今しばらくは、娯楽の少ない珠海人の群れに耐える必要がありそうだが。。。

 

ちなみに、店内は一見、普通の LAWSON なのだが、青と白の市松模様の天井がめちゃんこ眩しい。これはかなり斬新なデザインなのではないだろうか?


武漢漢口飲み屋街に立ち退き通告

武漢で日本人が一番多く住んでおり、利用している飲食店の多い漢口の新世界ホテルエリアがこのたび武漢市都市再開発の対象となり、昨日から複数の飲食店に9月28日までの立ち退き要請が来ている。
対象は下記地図の赤い線の内側で、このたび9月28日までの立ち退き要請のある店は下記通り
■日本料理店
深夜酒場ないす  蕎鰻屋  竹馬
■飲み屋・スナック
ROSE・OCEANS・M Bar・GAGA

これらの店の中には閉店する可能性もあるため(もしくは名前を変えて違う店として出すなど)広州から武漢出張時のボトルキープは飲み切ることをお勧めする。
また移転による新店開店資金集めのため高額なボトル費用を請求する可能性もある
当サイトの姉妹版WUHAN.JPではこういったぼったくり店を排除した健全なナイトクラブを紹介している。武漢出張の際はしばらくこのサイトの店に行かれることをお勧めする。
http://www.wuhan.jp/night/

珠海のピノキオ

 

もちろん珠海にも、有名なポルトガル料理店が存在する。もはや老字号と呼んでよいほどの歴史を持つ、九洲港近くの「ピノキオ (澳門木偶葡國餐廳)」だ。なんでもマカオに「ダンボ」と名乗るポルトガル料理の老舗があり、そこからゴニョゴニョと大人の事情で分家し、珠海に進出してかれこれ 20 年以上が経過したと言う。やむにやまれぬ経緯があったのだろうが、料理の方はしっかりと直系で引き継いでおり、いつしか珠海のポルトガル料理を代表する存在となった。

 

石花東路のピノキオがある一画には、他にも (珠海にしては) 悠久の歴史を誇る日本料理店やインド料理店が有り、夕食時など駐車スペースを確保するのも一苦労だ。店内は、風格のあるゆったりとした空間で、ポルトガル風の内装で落ち着いて食事を楽しめる。2 階には個室やパーティールームのようなシックな広間も有り、天気が良ければテラスに出ることもできる。かつては九洲港を望む絶好のロケーションだったのだが、残念ながら今は港の工事現場ビューだ。

 

ところで、こちらのメニューの表紙、宗家のダンボ同様、われわれ日本人にもとても親しみのあるキャラクターが使われてる。どうも著作権関係については、比較的無関心な一族が経営しているようだが、なにしろ喧嘩を売る相手が大御所なのでこちらの方がビビってしまう。

 

鰯の塩焼き、鱈のコロッケ、ムール貝、ポルトガル・チキンなど、一通り以上のポルトガル料理が揃っていて、ちょっと珍しい西洋風炒飯も美味しかった。なにかと一皿が大きいので、少人数の会食には向かないのが難点だが、珠海で中国料理や茶餐廳に疲れたときなどに重宝する。

 

【澳门木偶葡国餐厅 (珠海店)】
珠海市香洲区石花东路 30-32 号
営業日時: 月〜日 10:30 – 22:00

8月30日より中国入国時に必要だった抗原検査陰性結果提出が不要に

中国外務省(外交部)は2023年8月30日より中国入国時に要請していた出発前48時間以内にの新型コロナ肺炎検査の陰性結果提出(自己検査)を不要とすると発表した。

中国政府は入国者に対し出発に指定機関でのPCR検査を義務付け、陰性結果を中国大使館の運営するアプリを通じて提出させ、当該アプリで旅行者に与えられるQRコードが大使館の検査結果確認により青色となっているのを各航空会社が搭乗手続き時に確認しないと飛行機に乗れないという厳格なシステムを取っていたが、本年4月29日より48時間以内に自主的に行ったPCR検査もしくは市販抗原検査キットによる陰性結果を知れていされたアプリに自己申告する制度に変更、航空会社の結果照合も不要となるなど緩和されていた。

今回の検査提出制度撤廃により2020年2月から要求されてきた入国に必要な新型コロナ肺炎に関わる手続きが全て撤廃される。

抗原検査結果 あの検査キットに似ているので最初はギョッとした人が多かったとのこと