珠海 - 広州間、格安長距離バス利用レポート

■ご注意■2023年7月現在の情況です。情況によっては変わる場合があります。事前に公式HPなどで最新の情報を収集頂きますようおねがいします

バス乗車・広州まで

バス車内は、驚きの 2 − 1 配列の豪華仕様。車体がまだ新しく、当地のバスにありがちなリクライニング機能の故障もなく、車内では快適に過ごすことができた。バスは拱北を出発後、40 分をかけて珠海市内の 4 つの停留所を経由。以降は、渋滞もなく午前 10 時には、広州の最初の停留所である万胜围に到着した。到着時、特にアナウンスなどもなかったため、地理に詳しくない乗客が「ここはどこだ?」と騒ぎ出す一幕も有り、多少の土地勘は必要とされる。

 

格安バスのメリット・デメリット

『格安バスのメリット』

■値段が安い
■バス会社、路線を選べば片道 30 元以下
■広州の中心部まで、ダイレクトにアクセスできる
■広州南駅の混雑、広州南駅からの移動の煩雑さを考えるとこれは大きな魅力
■過剰なセキュリティーチェックがない。身分証や荷物などのチェックが無いため、特に鉄道駅での自動ゲートの使用が制限される外国人にとっては、時短効果が大きい (バス会社の規約上は、身分■証持参との記述があるので、パスポートの携帯は推奨)
上記に関連して、乗車方法に慣れれば出発直前に現地到着すれば良いので、これもストレスの軽減につながる

『格安バスのデメリット』

■時間がかかる。特に、広州市内、珠海市内移動部分
■乗車場所が分かりにくい。特定の場所 (万胜围など) には複数社のバスが集中するため、自分が予約したバスを見つけ出すには、最低限の中国語力と厚かましさが必要
■到着時間が読みにくい。繁忙期などは、渋滞に巻き込まれて 3 時間以上かかったとの話も聞くので、時間に余裕がない場合の選択肢にはなりにくい
■車内トイレ、トイレ休憩がない。車内の冷房は強烈ではないが、トイレが近い方は要注意
■鉄道の方が終電が遅い。バスは各社ともに 20:00 -21:00 頃。鉄道は上り 22:57、下り 22:34